自分自身の神の火花を目覚めさせる道  

ダマヌールはスピリチュアルなコミュニティーの連合体であり、「精神性(スピリチュアリティ)が人生のあらゆる側面に意義を与え、認識する」という、精神性(スピリチュアリティ)に由来した人生の哲学(思想)を適用しています。カルトや宗教ではありません。

 

そのため、従うように定められた唯一の真理というものはありません。

 

ダマヌールのスピリチュアルなメッセージは、人類のひとりひとりが、自分の内にある人生の基本的な疑問に対する答えを、他者との交流や対話を通して探すように導きます。

 

ダマヌールの市民は、コミュニティーでの生活、コミュニティーでの大切な価値である「助け合い」「他の人たちと共有すること」「相互の思いやりや環境に敬意を払うこと」などを介し、メディテーションの学校を通して、宇宙に存在するさまざまなエネルギーを探究しながら、自己を高め、よりよく生きることを熱望します。

ダマヌールの哲学(思想)では、人間と神々を同様の進化の道に位置づけます。

 

神々は異なる性格を持ち、私たちと同様に、宇宙の同じ創造主(起源的神)、人間・精霊・神々といったすべての知的存在が関わる共通のエコシステムに参加し、他の存在との関係性において独自の進化を遂げるのです。 

 

「人類が神に起源をもつ」という確信は、神々との関係に影響を及ぼします。

 

ダマヌール市民と神々との関係は、宗教とは異なる観点から、敬意をもって交流するということに基づいています。この見地から、儀式とは私たちが「神々と交流するための言語」であり、神々への服従や信仰という行為ではありません。

 

そして、メディテーションの学校で行われるイニシエーションとは、精神的なエコシステムの神々とのつながりを確立することです。その主要な目的は、進化の道において相互に支えあうために、人間と神々との間の同盟関係を確立することなのです。

 

すべての人間がもつ神という起源の再覚醒は、スピリチュアルな道を進むことによって起こり得ますが、進む道は様々であり、それぞれに違っています。なぜなら、スピリチュアルな探究の中心は私たち個々が多様な違いをもった個人であり、個人が有する違いこそが真の豊かさに値するからです。

 

ダマヌールにおいて「成長」「進化」「進歩」とは、私たちのもつ知識の容量を拡大することと、私たちをとりまくあらゆる形の生命への共感を意味しています。

 

ダマヌールのスピリチュアルなメッセージは、探究したいと望む誰に対しても手が届くようになっています。

 

ダマヌールの創立者であり、スピリチュアル・ガイドであるファルコは、コースやセミナー、また文章や出版物で彼の教えを自由に入手できるようにしました。

遥かなる文化や伝承が対話する場所

精神的な問いを捧げるための聖なる場所

同じ時に存在する違っていて似ているもの

成長と変容のための8ステップ

クエジトとはダイナミックな原則であり、メディテーションと実際の応用のためのテーマとなるものです。クエジトとはダマヌールの全体の進化の成果ですが、めいめいが自分の才能や性格に合致させて解釈することができます。

 

第1のクエジトは、人生を完全かつ意図の純粋さをもって生きるために、行動と選択の重要性に焦点が置かれます。

 

第2のクエジトは、着手した選択に対して意義と重要性を与えるために、一貫性と継続性を必要とし、自分が約束したことを守ることが重要とされます。

 

第3のクエジトは、自己、人生や実在する聖なる次元に対する新たなビジョンを受け入れる

ために、論理を変えることが求められます。これは、ひとつの文明や文化を創造する最初のステップです。

 

第4のクエジトは、女性の特性について、男性も女性もともに、自らの女性性の側面や、協力的であること、団結における安定した要素を表す深い自覚を発見するよう促します。

第5のクエジトは、女性性に代わって私たち各自の中に存在する男性性のエネルギーと調和的な内面の変革をし続けながら生きる能力に注意を向けます。

第6のクエジトは、私たちに内在する男性性と女性性の原理を一つにすることを促します。

それは人生自体だけではなく、芸術や創造性、寛容さや善意の表現によって、私たちの創造力を活性化させるためです。

 

第7のクエジトは、見かけを超えて自身の内面の真実を見いだすために、すべてのドグマや確信を捨て去るための探求の手段として、疑いや適応性を使うことが必要となります。

 

最後に第8のクエジトは、私たちの注意を他者に投げかけるように促します。それは、愛と教えを私たちの周りの世界を変容させるための道具とすることについて語ります。精神性にとって不可欠な研究と私たち自身の理想に対する後戻りできない選択は、私たちの神の原理の再覚醒と「世界に奉仕する」存在に到達するための要素です。

  

関連情報:

・書籍「8 Quests for Enlightenment」(英語版)

・クエジトについてのセミナー(大きな儀式などの時期に公開大学に問い合わせてください)

調和的に才能を分かち合うためのコンテナとしての民族

ダマヌ−ル市民たちは、自分たちをポポロ(民族)と定義しています。ポポロ(民族)は、異なった民族や文化をもった人々から構成され、共有の理想と、共に過ごした40年の人生によって結合されたものです。この強力な集合的アイデンティティーは、助け合い、相互の信頼と尊重に基づく、多面的で連携した社会モデルを誕生させました。ダマヌールは、現在地球上に存在する中で、最も長い歴史を持つコミュニティーのひとつです。

 

ダマヌールのスピリチュアルな展望の根底には、「イルミネーションは他者とのつながりの中においてのみ到達できる」という自覚があります。この目標に近づくことは、各個人を深く変容させます。それは、他者との中で自分自身を認識すること、共通のリズムに従うこと、自分の個性を失わずに他者と共に考えること、むしろそのことでより能力を十分発揮させる。これらはダマヌールで定義された「スーパー個人」を実現するためのステップなのです。

 

この「スーパー個人」は、単純な個々の個性の合計以上の結果を達成するため、他の手段では不可能な夢を実現するため、そして私たちの神や創造主の部分を再覚醒させるために、愛と相互の尊重によって、ともに融合する能力を意味します。

 

ダマヌールでは共に精錬する(磨き合い向上する)このプロセスに全面的に取り組んでおり、これは現在、最も重要なダアヌールのスピリチュアルな目標です。すべてのダマヌール市民は、このような融合がダマヌールの人々と同じくらい多くの人々の間でも可能ではないかと考え、スーパー個人の実現に向けて自分自身のよりよい部分をもたらす努力をしています。

この探究の精神を共有したいと望む誰もが、ダマヌール民族のコンセプトの延長である精神的民族に参加することができます。この精神的民族は、世界中の人々が、人間性や普遍的な精神性(スピリチュアリティ)の価値でつながった新しい民族として統合することを表します。精神的民族に参加するメンバーは世界中に住んでおり、中にはダマヌールと異なる哲学(思想)や信念を実践している人達も含みます。