ダマヌールの森を訪ねて(Pagro)

初めてダマヌールのツアーに参加し現地を訪れ、印象に残った事の一つにダマヌールの聖なる森がある。

 

日本と樹木の種類が違うだけでそれほど変わりがないだろうと思い、実際に森に行って見ると、小道を一つ隔てただけなのに、これ程違う雰囲気があるものかと驚きでいっぱいでした。

 

ひとつはダマヌールが管理する森、もう一つは地元の人が所有する森で、地元の人が管理する森を例えると“沈黙を守っている”そんな感じの日本でもよく見かける森。

 

片やダマヌールの森は樹木一本一本が生気に満ちたオーラーを放ち、それが森として形成しているのだから躍動感に満ちていて、樹木から話かけられている感じがした。そこにいるだけでも元気になり、歩いているだけでも瞑想をしているような、何かしら気づきがもたらされる。

 

ダマヌールには植物とのコンタクトというプログラムがあるが、そんな場所だからこそ植物とコミュニケーションが取りたいとの衝動にかられたのだろうし、最近では植物が音楽を奏でるシンセサイザーまで作ってしまい、皆を楽しませている。

 

植物と人間の協働の可能性はこれからだろう。

またダマヌールに行ったら聖なる森の樹木達に挨拶に行きたい。

 

PAGRO