シンクロを読む(Cetonia)

こんにちは、チェトーニアです。


みなさんはどんな時にシンクロニシティに出会いますか?


自分のまわりに起こる出来事、目にするもの、耳に聞く音、におい、色、形、…いろいろなサインがありますよね。


たとえば何か考え事をしていたら、その答えがたまたま開いた本のページにあったとか、道端の看板に書いてあったとか、人のことばが耳に入ったり、あるいは自然の中で、風が何かを運んできたとか、動物が横切ったとか、雲の形だとか、いろいろありますよね。


私の場合は、何かを強く頭で考えてないとき、マインドが考え事で支配されていないような時に、おもに音から何かをキャッチすることが多いようです。

 

先日、整体に行く途中、通いなれた道を歩いていると、チュンチュンと小鳥たちの朝のさえずりが聞こえてきたのですが、その声がなんともきれいでかわいい鳴き声だったために、ふと音の方角へ顔を上げました。すると、そこには大きな、背の高いケヤキの木が、住宅街に一本だけ立っていて、思わず立ち止まってその木に見入ってしまいました。

 

整体が終わったら帰りに寄ってみよう!と思いました。

 

そしてその帰り道、整骨院を出てしばらく歩くと、ふと看板が目に入ってきました。「白山神社の大ケヤキ」 ん?大ケヤキ?さっきのケヤキのことかしら? そう思って、看板のある曲がり角をまがって、通ったことのない道を歩いていきました。

 

ほどなくして、神社に近づくにつれて、なんだか気持ちのいい波動のようなものを感じ始めました。神社は白山神社でした。へー、練馬にもあったの? 鳥居をくぐると、幹の太さが半端ではない、大きなケヤキが祭られていました。そばによるとますます自分の中に落ち着きや静けさを感じました。長い年月を生きてきた賢者のような風格がありました。

 

我に返って、お手水で身を清めてからご神祀であるイザナミノミコトにお参りました。

 

木をご神木として祭る風習をもつ日本の民族ってすごいなあ!とあらためて思いました。

 

http://nerimahakusan.or.jp/power.html

 

案内書きによると、樹齢は推定7、800年、今では2本しか残っていませんが、平安時代に戦の祈願のために訪れた武将が、この地にたくさんケヤキを植えたそうです。

 

行きの道で見たあのケヤキも、平安時代からではないけれど、地元の人から愛され残された一本の木なのかなと、木と人々の歴史に思いを馳せました。近いうちにぜひ木の活性化に訪れたいと思いました。

 

ダマヌールでは毎週、占いの本「シンクロニックブック」で占いを行っています。12星座のシンクロニックなメッセージは「今週のホロスコープ」でご覧になれます。