日曜日の朝 聖なる森の神殿で ~内面・社会・環境とのつながり~ ダマヌールの日常の実践 

いつもの日曜日の朝のように、聖なる森の神殿の一日は、共通の儀式から始まります。私たちは儀式のために選ばれた場所に集まります。その場所は、森のすべてのポイントに私たちの存在を刻むように、定期的に場所を変えます。

全員が手をつないで円になります。あらかじめ用意され守られた場所で小さな火をつけます。石をならべた円の中か、石でつくった祭壇の上で火をつけます。

次に、いっしょに深呼吸をします。この特別な場所に私たちが生きることを許可してもらっているという、感謝の気持ちを込めて。そして、大地の神、森の神であるPan(パン)に小さな祈りの言葉を捧げます。

火をつけるときにはフルートの音色を伴います。フルートはPan(パン)の神様が好んで演奏していたと神話に伝えられる楽器です。もし誰か聖なるダンスを知っている人がいれば、祈りの言葉は、空気中にエネルギーの形跡を生み出すジェスチャーへと変容されます。そのあと、いっしょに、すべてのフリークエンスを調和させるように、ダマヌールのマントラであるMOAE(モアエ)を唱えます。

このようにして、わずかな時間で、自分自身と、周りの人たちと、そして森の力と、協調して一日を始めるのです。そして、実用的なやり方で、共に働き、私たちの自然とのつながりを深めるために、森に残る人もいます。つねに、より元気な、生命力のある、美しい森にするために。


ダマヌール ブログ 2015年1月28日より

http://www.damanhurblog.it/2015/01/28/primo-piano/la-domenica-mattina-al-tempio-bosco-sacro/