アルケミスト~夢を旅した少年

先日、友人に貸していた本が返ってきました。

その本は、私をとてもわくわくさせてくれる本なのですが、この本について少し紹介したいと思います。

 

「アルケミスト~夢を旅した少年」  

 

少年が宝物を探しに旅をするお話です。

著者はブラジルの作家、パウロ・コエーリョです。

今から20年も前に書かれた本です。


その中の言葉で、

「地球上の全ての人には、その人を待っている宝物がある」 

とあります。

この宝物は、自分の役割、居場所、出会い、夢、等々色々な要素を含んでいると思いますが、私は、この言葉でとてもわくわくしました。

誰にでも、もれなくちゃんと宝物が用意されていて、自分を待っていてくれる、素敵な言葉ですね。

いつ探しに行くのか、どうやって見つけ出すのか、誰かと一緒に行くの等々、宝探しの道中には色んな体験があり、それが人生なのかな~と思いました。

私達は、、色々な体験をしながら、自分の宝物に向かって進んでいるのかもです。

 

ダマヌールでは、「共通の夢を持ち、共に夢に向かい進んで行く」、と常に語られています。


この共通の夢とは、宝物にも見えます。そして、その過程で得られる仲間、数々の出会い、喜び、達成感、それらの様々な出来事も宝物だな~と思います。

 

こんなフレーズもあります。

「なぜ私達は自分の心に耳を傾けなければならないのですか・・、

自分の心がある所に、宝物を見つける場所があるからです」

宝探しの大きなヒントは、自分の心にある。

自分の心の声に、何度も問いかけて、真摯に向き合って行く、それらの過程はとても重要ですね。

それ無くしては、宝物にはたどり着けないような気がします。

表面的な楽しいや、好き嫌いを越えて、自分の中からの声を聞いて進んで行く勇気、強さ、それが大切だと感じました。

私自身も、まだまだ勇気が足りないな~と思います。

心の声を聞こえなかったふりして、都合の良い楽な方を選んだり、後で違うよ~とお知らせはやって来ますが・・笑

「人は本当に起こっていることではなく、自分が見たいように世の中を見ているのです」

 

こんな感じでしょうか。

 

まずは何処にあるのかを探し回り、やっと発見してもそこにたどり着くまでにまた困難な道が用意されいてたり、宝探しは、簡単なことではないですよね。

探さないというのも自由選択ですし、でも、せっかく用意されているのなら、ちょっと見えて来たのなら、探しに行きたいですね。


是非、皆さんにも、自分の宝探し、チャレンジして欲しいです。

自分を待っている宝物を信じて、諦めずに、探し続け、進み続け、道中にどんな体験をして、どんな宝物に出会うのでしょうか。

この本で、少年が出会う宝物はいったい何だったのでしょうか、ここでは書きませんが。

とても、大事な、貴重な、素晴らしい宝物に出会います。

 

私の宝探しは、わくわくしながらも、道を間違え遠回りしたり、たまに疲れて休んでみたり、そんな感じですが、

ユーモア、ファンタジーで楽しむことも忘れずに・・、と続けています。

そして、いつか、自分を待っていてくれる宝物にたどり着ける、と信じています。

 

最後に、宝探しに疲れた時に、勇気が湧いてくる言葉を・・

 

「何かを本当にやりたいと思う時、その望みは宇宙の魂から生まれた、それが地球に生まれた自分の使命です。

それを望むときは、宇宙全体が協力して、実現に向け助けてくれるでしょう」

 

 

Ballerina