植物は身近なエイリアン?

植物の音楽の機械を通して、植物が歌う。
その奏でる音を静かに聞いていると、同じ地球に生きる同胞である植物という生命体の不思議を感じる。

植物の音楽の機械のからくりとしては、植物に流れる微弱な電気信号というものを、人間の聴覚でとらえられる音、というバイブレーションに変換するということだそうだ。
 
いつものようにその音楽を聴いていたあるとき、ふとこんな奇妙なことを考えた。

どこかの星に行って、人間と似ても似つかぬ、生命体なのかどうかも分からないような奇妙奇天烈な存在がいて、意思の疎通を取るとしたら、もしかしたら植物とのコンタクトと似たようなものではないだろうか。

私たちは、草や木、あらゆる植物たちの言葉や声が聞こえないし、理解できないし、そんなものないと思っているのが大半の考え方だ。

人間は、話したり、聞いたり、感じたり、考えたり、文章化したり、体現したり、などなどの方法を使ってコミュニケーションをとるけれど、五感や思考を使わない、それ以外のコミュニケーションだって宇宙にはたくさんあるはず。

そうか、植物は同じ地球に住む、隣のエイリアンだったんだ。
そういう私たちも、地球の地元民じゃあないかもしれないんだけどね。

もしかしたら、植物とコンタクトとれるように練習しておけば、エイリアンともすぐ意思の疎通がとれて友達になれるかも。

私って変なこと考えているかなあ。
 
マカオーネ