セミナー「魂の肖像」を体験して

セミナーのタイトルは『魂の肖像』。


タイトルからして一体どんな内容だろうかと、内心ちょっとドキドキしながら参加した。


まず最初に、自分の顔の大写しの写真と対面するハメになり、とてもショック!


あー見たくないわ・・・、とっても直視できない、、と思ったが、これはきっと実物の顔だけじゃなく、自分の心の中も同じなんだろうなぁと、その時そんな思いがチラと心をかすめる。


自分のドアップの写真をまじまじ見つめてどうするのかなぁ・・?


ここからの展開は予想外に楽しい、本当に楽しくて、時間がたつのも忘れてのめり込んでしまった。


多分、他の人もみな楽しんでいたのじゃないかしら?と思う。

だって、みんな子供のように嬉々とした顔をしていたもの。

 

終わってみて、あーこれが本当の『魂の肖像』なのねって、理解。

 

毎日、日に一度は必ず鏡を見ているのに、自分の顔をちゃんと見てはいない。

見たくない。見たい所だけを見たいように見ている。


毎日頭の中で、アレコレ自分と対話しているのに、自分の裡なる声は聞いていない。聞きたくない。聞きたいところだけ、聞きたいように聞いている。

 

多かれ少なかれ、誰しもが忙しい毎日の生活の中では、じっくりと自分と向き合うことをしない。いきなり自分の顔写真を目の前に突き付けられて、"これがアナタよ!"と言われたら、もうたじたじ、、思わず目をそらしてしまうのだろう。

(特に年を取ると尚更・・)

 

でもそれが、こんな楽しい方法で自分と向き合うことができるなんて、何て面白い!。しかも自分の知らない自分も、いつの間にかひょっこり顔を出してくる。

 

どんな方法、手段であれ、何かを表現するということは、取りも直さず"自分を表現すること"だ。そしてみんな誰しも、何かしら自分を表現したいと思っている。

 

たまにはこんな形で、自分を思い切り出せたら楽しい、と思った二日間でした。

 

ちょっとお茶目でフレンドリーで、それでいてとても繊細かつ観察眼の鋭いパンゴリーノ先生に感謝です。

 

写真は捨てたけど、描いた絵は大切に取っておきます。