激動の時代を生き抜く羅針盤とは

 

「なにか皆さんから質問はありますか?」講師のオルニトリンコと通訳のチュッフォロットが聞くと、何人かの方がさっと挙手されたので、内心驚きました。

 

 

これまでに、こんなに参加者の方々の温度感が高いミニセミナーがあったでしょうか。

 

何人もの方から続けざまに質問が出て、まるで、ダマヌールで毎週行われている公開セラータ(一般の人がサッジ(賢者)に(生前のファルコに)質問できる夕べ)のようでした。

 

ミニセミナーの間中ずっと、取手のダマヌール東京センターから連れてきた“シーラ”ちゃんは、ベテランらしく植物の音楽を披露してくれました。

 

初めの一時間位は、新しく編集されたダマヌールのスライドを見ていただき、その後、準備された螺旋をまわっていただくという体験型のセミナーでした。

 

 

参加者の方からは、

 

「講義は楽しく聞かせていただきました。ダマヌールの美術とミュージックオブプラント(植物の音楽)は本当に素晴らしかったです。」

 

「部屋に入った瞬間にすがすがしい温かな空気が溢れているのを感じました。美しい植物の歌とサークルのエネルギーに包まれていたからなのだと思いますが、あっという間に二時間が過ぎました。」

 

などの感想をいただきました。

  

それぞれの方が聞きたいことに合わせて、オルニトリンコは秘教的な知識を通して、答えていました。

 

ミニセミナーのタイトルである「激動の時代を生き抜く羅針盤~秘教的知識のエッセンス~」は、ダマヌールではこう考えますとかこうした方がいいでしょうといった話をするのではなく、私たちが自発的に内側にある質問を出すことが先ずあり、秘教的な知識のエッセンスを知ることによって、その答えを見つけるヒントにつながるというものでした。

 

 

参加者の皆さんの熱意はすばらしく、ダマヌールの創始者であるファルコが、セラータで集まったダマヌリアンに開口一番「何か質問は?」と聞き、質問がないならさっと帰ってしまうため、ダマヌリアンは必死に勉強して質問を考えたというエピソードを思い出した夕べでした。