こんにちは、YAMAMAIと申します。
今日は先日の前編に引き続き、ゲームオブライフで獲得したYAMAMAI、即ち、日本名のヤママユのことを少し書かせてください。
ヤママユは日本在来の代表的な天蚕で、お蚕さんの純白とは異なり、萌黄色の繭をつむぎます。皇居において皇后様が天蚕は蚕と同じようにお飼いになっておられます。
この糸は天蚕糸と呼ばれ、光沢が優美で太く、伸縮も良く、織物にすると丈夫でしわになりにくく、暖かく手触りも良く、紫外線にも強く、とても優れた特徴を持ちます。これを家蚕の糸に織り交ぜると、衣料の性能が増し、織物のダイヤモンドにもたとえられて珍重されています。
現在では織物だけではなく、化粧品、医療でも注目を集めています。
まさに美と健康とを兼ね備えていて拍手喝采なのですが、ここからが後日談になるのです。
名前を獲得してみんなで興奮の極みにいる時に、いつも率直で笑顔を絶やさないインパラが、 ちょっとはにかんだ笑顔で、そっと私に
「YAMAMAI,イタリアにYAMAMAYという会社があることを知っている?」
と言うので、
「え~ 会社があるの~どんな会社?」
「有名な会社だよ、知らなかった?調べてごらん」
と言うので、興味津々で、別件で用事のあった 事務所まで足早に行きました。
事務所に着くともう情報が伝わっていて、
「YAMAMI名前獲得おめでとう!」
と言われたので、
「イタリアにYAMAMAIという会社があるのを知っている?」
と聞くと
「知らない」
「インパラが調べてごらんと言ったので、パソコンで見てもらっていいですか?」
「OK、YAMAMAIではないな、Yかな~ ワオ~!!!」
「えっ、ワオ~!!!!!」
しばし二人して見とれてしまいました。
画面には何があったと思いますか?
なんとなんと、見目麗しい若き女性達の、エレガントなブラと下着、悩ましいナイトガウン姿などで満載だったのです! しばし二人して顔を見合わせて大爆笑でした。インパラが調べてごらんと言った理由が解ったからです。
イタリアは下着を大切にするお国柄とのことです。マンマが息子の下着にアイロンをかけるのは当たり前なのだそうです。従ってこのメーカーは、YAMAMAIの貴重さを知っていて、高級なシルクの下着としてYAMAMAYと命名したのでしょう!!!
あくる日からは大変でした。おめでとうと言ってはかみながら、あのね~という人には、
「知ってる、知ってるパンツでしょう!」
と言うと、もう大爆笑!
「あのね~」と「パンツ」がまるで合い言葉になって、笑いの渦であふれ、
イタリアならではのゲームオブライフのとても楽しい日々でした。
帰国してパソコンで覗いてみましたが、ホームウエア―姿の若き女性のみでした。
CON VOI
YAMAMAI