私の中のやんちゃ坊主

私は、私を良く知らない人から、まじめとか、一本気とか、クールとか、人を寄せ付けない雰囲気、はっきりものをいう、などの印象を持たれます。
私を良く知らないのだから、そういわれるのも仕方がないことですが、そういうレッテルを張られるたびに、私の中の誰かが、いつも欲求不満を起こしていました。
その誰かとは、どうしようもない、ワルで、反抗的で、やんちゃな男の子。
「おお~いっ、俺のこと忘れるな、俺の出番はないのかよ、ばかたれ!」
みたいに口汚いほど、いつも彼は、出る幕ないことに苛立っていたようです。
しかし、二度目のパーソナリティーのセミナーで、この人はついに表舞台に出ました。

うれしくてうれしくて、もうやりたい放題、大暴れし、快感でした。
実は、身近にいる夫の前では、このパーソナリティーは平気でしょっちゅう出てくるのですが、あまり親しくない人の前では、表に出ているパーソナリティーがそれを抑えてしまってたのでした。
いつもこの人が自由に表現できたらどれだけ気持ちが良いことでしょう。
 
そして、偶然、その私のパーソナリティーとそっくりな登場人物が登場しているアメリカ映画を見、もう面白くて面白くて、食い入るように見てしまいました
普段は、そんな下品で汚いスラングを喋り捲る、お馬鹿なコメディー映画はあまり見ないのですが、やはり、セミナーを受けた影響なのでしょうね。
 
そして、このセミナーを受けたからには、とパーソナリティーバランスについて考えてみました。
表に出ているまじめなパーソナリティーが、考えすぎで行き詰ってきたとき、このやんちゃ坊主に出てきてもらったりしたらどうかと。
そして、まじめと、やんちゃが手を組んだら、もっと創造的なことができるんじゃないかなと、なかなか良い予感がしてきた昨今なのでした。