歴史

ダマヌールの歴史は、パラノーマル、秘教的知識、自然医学といったテーマによる最初の公開講義を、ファルコがイタリアのトリノで行った1975年に始まりました。その1年後、ファルコは最初のメディテーションの学校のコースを開始させます。

 

数年後には、ダマヌール連合体が創立されることになりますが、メディテーションの学校は、ダマヌール連合体を構成するいくつものコミュニティーが発展していくための基礎となりました。最初のコースの指導は、ファルコ自身が直接行ないました。そしてその間に講師を育成し、数年後にはファルコの教えを受け継いだ講師たちが、この学校を発展させていくことになります。

 

ファルコは、メッセージを伝達する自主性と責任能力の成長を促すため、初期の頃からダマヌールの市民達にメディテーションの学校の指導を委任してきました。ファルコ自身は、監督者としての役割を継続しながら、この学校に参加していない人々も参加できる毎週の公開ミーティングを精力的に行い続け、そこでは最も本質的なテーマにも触れました。

 

ダマヌール初期の頃からこの学校の教えは、パワフルなアイデンティティーを創りだし、スピリチュアルな価値観や日常生活の態度に対するルールは、ダマヌールの体験を生み出しました。

 

時が経つに連れて、ファルコは自身の教えのみに留まらず、宇宙的、秘教的な伝統的知識をも普及させていくことになりました。秘教主義の意味も、徐々に別の含別の意味合いを持つようになりました。

 

秘教とは、知識よりも体験を通じての学びであり、決してありふれたものとして見なされることなく、スピリチュアルな目標を追求することを望むあらゆる人にとっての変容への鍵となるものなのです。

 

メディテーションの学校には異なる文化をもつ多種多様な人々が参加しており、そこで扱われるテーマ、成長、体験は拡大してきました。神々との関係の中で常に中心となるのは、自身が選択をし、その選択の責任を引き受ける個人の能力−自由意志の行使についてです。