精神的民族

人類は同じひとつの魂であり、一人一人が共通の魂の一部であることを分かち合いたいというダマヌールの人々の思いが、「新しい民族」をつくるというアイディアを想起させました。

 

それは、それぞれが違う民族に所属していたり異なる文化的背景に持ちながらも、共有の価値感で強く結びついている新しい民族の形成です。

 

精神的民族は、ダマヌール民族というコンセプトがより広がったものですが、協同したいと望む人であれば誰でも、自分自身の内なる声に従い、「地球の精神的・物質的な成長のために、助け合い、互いに尊重しあうこと」「環境への愛」を通して、この民族に参加できます。

 

今日、世界中の様々な場所に暮らす人々、異なる思想や信仰を持つたくさんの人々が、精神的民族に参加しています。

 

大切なのは「私たちが成長すること」「この惑星に住むすべての生命、すべての違いを尊重すること」「そして「新しい質問と新しい答えの探求を望むこと」です。

 

民族は、各自の歩みが、世俗主義であっても、スピリチュアルでも、信仰が厚くても、すべての人が他者とつながりを一体となって感じる、理想的なコンテナなのです。

生きているエンティティ

 精神的な民族は、この民族に参加することを選択するすべての人々の特性や体験、思いや情熱を統合することにより生まれた、集団的な、生きた、そして絶え間なく進化し続けるエンティティー(生き物)と言えます。

 

このエンティティーは、民族に参加するメンバーをエネルギー的につなぎ、個々の体験を収容し、民族を構成しているすべての人々の間でその体験を共有できるようにします。

 

ダマヌールの思想では、こういったタイプのスーパーエンティティーというのは、メンバーの単純な数の合計から得られるものよりも、より広がりのある知性やパワーをもっています。精神的民族をひとりの人間の身体にたとえることができます。一人一人が身体のひとつの細胞であり、ほかの細胞との相互作用により、思いもよらなかった機能を発達させていきます。

 

民族であるということは「理想、文化、芸術を共有し、人類の覚醒という共通の夢に向かって、違いを生かし、それらを統合しながら、自分たちの原理に沿った生き方のモデルを実現すること」を意味します。

 

精神的な民族は、精神的な力の貯蔵庫です。参加することを選択する人は、そこからエネルギーとインスピレーションを受け取ることができます。

 

現代、多くの民族たちが、姿を消しつつあります。その民族の独自のスピリットや文明の豊かさの大部分も失われていっています。このような歴史的な場面において、ダマヌールはそれぞれの民族の持つ独自の思想、芸術、社会、文化的な表現と共に人類の歴史に対して重要な貢献をするために、この新しい人間のグループの創造を選択しました。

 

精神的民族への参加は、地球上の光のポイントとなるために、世界中の精神的探究者、わたしたちダマヌールの目的を身近に感じる人、他者とつながり合うためにこの好機をつかもうと望む誰に対しても、開かれています。

参加する

「精神的民族」の一部になることはとても簡単です。私たちにコンタクトしてください。その後、より詳細な情報を受け取ることができます。

 

次に、ダマヌールに来て、居心地の良さを感じてもらうことが重要です。

 

精神的民族への参加は、ダマヌール市民になることやコミュニティーに住むことによって決まるのではありません。実際に出身地の異なる多くの友人が参加していますが、大切なのは、すべてが生まれる所で直接事実を知ること、そして互いに知りあうことです!

 

民族とのつながりは、民族に入るための親密でシンプルな儀式を通して生まれます。儀式の中で各個人を民族全体とつなぐブレスレットを手渡されます。

 

精神的な民族のメンバーは、全員の間に起こる事を知ることを可能にする交換のネットワークを通して、エネルギー的にも、実質的にも結ばれています。民族のメンバーは兄弟関係のように互いに助け合います。

 

精神的民族に参加する人は「ポジティブな考え方」そして「楽観主義による創造」をしながら、個人の側面からもグループの側面からも、地球の未来のためにポジティブな出来事を考えています。

 

精神的な民族のメンバー 

 

  1. 自分自身と他者のことをポジティブに考える。
  2. 民族に属しているほかの人々との団結を育み、信頼、尊重、明瞭さ、互助を通して、お互いを支え合うためにできることをする。
  3. 常に内面を変容することの意義を信頼する。
  4. 違いを受け入れ、尊重する。
  5. 精神性、探究、エコロジーの重要性に基づいて、環境や他者との関係を構築する。資源を尊重し保護し、汚染や廃棄物の状態を可能な限り避けることに専心する。
  6. 全地球上に“光のポイント”のネットワークをつくることを目的とし、この原理をほかの人々と共有できる方法で広げてゆき、普及させる。