スピリチュアル物理学

ダマヌールの哲学では、物理学の法則と化学の法則と並び、宇宙に満ちている精神的なエネルギーの観点から形と命の誕生を説明する、パラレルな科学の法則が存在します。ファルコ・タラッサコの教えにより行われたこの広大な領域の研究や探索から、スピリチュアル物理学(秘教的物理学とも言われます)が生まれました。

精神的な道における自分自身の外側の世界の研究は、常に自分自身の内側の新しい発見へと行き着く道です。スピリチュアル物理学の観点から現実の研究を行うこととメディテーションの学校の研究は、相補的になっています。なぜなら、その最終目的を共有しているからです。

ダマヌール公開大学は、これらのテーマを考究したいと望むすべての人のために、スピリチュアル物理学のセミナーやコースを定期的に開催しています。

現実に関する調査

スピリチュアル物理学は、神秘的なヴィジョンや個人的な調査のレンズを通して、命や出来事やこの宇宙の維持に貢献するあらゆる要素を統制するメカニズムを観察します。探索された原理や法則は、ある特別な調査法の成果です。研究者は、自身の感覚と能力を通して、調査や実験を行い、適用しては修正し、発見し発明します。

スピリチュアル物理学は、ダマヌールの現実の中で、弁証法的なプロセスを通して生まれます。そこで用いられる言葉は、ダイナミックで、絶え間なく進化しアップデートしています。ダマヌール市民たちは定期的に行われるミーティングで、議論したり、仮説、発見したことについて互いに最新情報を提供し合います。時には、同じ原理を異なる観点から解釈する「学校」も展開し、その比較から、さらなる考察の手掛かりが生まれます。

スピリチュアル物理学の主要テーマの中には、宇宙論、時空の物理学、物質の構造と宇宙を維持する法則などがあります。

スピリチュアル物理学の研究から、シンクロニシティーや空間、時間に介入するための、私たちの知覚や感受性を取り戻し強化し増幅するための、および健康な体を維持するための役立つテクノロジーが生まれます。

スピリチュアル物理学は「全体像」や、哲学的な深い意味、サトル(微妙)なエコシステム、身体的・エネルギー的・精神的な複雑さにおける個人を考慮しています。

形の宇宙

スピリチュアル物理学では、存在の領域には複数の起源的な法則が広がっている、という仮説があります。これらの起源的法則は、相互の流れが一定のバリエーションで出会い、「宇宙」と呼ばれる多くの異なる存在の次元を生み出します。それぞれの宇宙は「法則の領域」とも定義されます。

各々の宇宙の中ではもはや起源的法則は作用せず、起源的法則から派生した派生的法則が作用します。「形の宇宙」とも呼ばれる私たちの宇宙では、8つの法則が対等なバランスで出会います。8つの法則とは以下のとおりです。

“シンクロニシティーの法則” “唯一の原子の法則” “神(神聖さ)の法則” “幾何学的エッセンスの法則” “時間のマトリックスの法則” “イベントの落下の法則” “カオスの法則” “複雑さの矢の法則”

これらの基本的な力の相互作用によって「時間」が生じます。形の宇宙は、形の多さやその多様性、形と形との間の距離、形と時間の相互作用によって成り立っています。

私たちの宇宙の中では、命が存在する世界は、考えや情報、エネルギーを運ぶ「シンクロニックライン」という流れのシステムによって結ばれています。ダマヌールの初期の頃から、シンクロニックラインはファルコ・タラッサコの研究対象でした。地球のシンクロニックラインは、18の主要なラインと、無数のマイナーなライン(マイクロライン)によってネットワークを形成しています。ダマヌールと人類の神殿は、4本のシンクロニックラインが交差する場所に創られています。

時間のコンテナ

スピリチュアル物理学は、時間を2つの主要な視点から考えます。ひとつは“因果関係によって相互に関係づけられたイベントの連続としての時間”、もうひとつは、“すべてのイベントが存在し、同時に因果関係の法則がもはや機能しない「テリトリー」しての時間”です。

最初のケースでは、私たちがふだん感じるような、時間は直線的に流れるという論理によって知覚される、過去・現在・未来という概念が意味をもちます。二番目のケースでは、「永遠の現在」が存在し、そこでは起こりうるイベントの無限の連続が、ほどけうるのです。どちらの前提も、時間について、および時空の構造の探索についての複雑な理論の精緻化に至らしめる、重要な発展の連続へとつながります。

そうはいっても、時間はとは、単に「何か過ぎていくもの」ではなく、重さ・密度・温度といったパラメーターに応じて、特別な特徴を備えもつ要素です。これらの特徴により時間と空間とが結びつき、(イベントの連続である)出来事がほどけることを可能にする、正真正銘の「イベントのコンテナ」なのです。

スピリチュアル物理学では、時間は、ひとつの本物の自然の領域と考えられています。よって、鉱物界、植物界、動物界と並んで「時間界」が存在するのです。それは、特殊な法則によって空間の領域と相互に作用する、知的エコシステムです。時間界では、さまざまなパラレルな時間の枝や、異なる流れを有する地域などが発達します。「時の種(タネ)」のテクノロジーにより、時間界のことを知ったり、そこでワークすることが可能です。時の種の「栽培」が、イベントの流れを方向づけて、新たな連続を引き起こし、現在において過去の結果を変えることを可能にします… 常にダマヌールの研究者たちの情熱をかきたててきた挑戦であるタイムトラベル理論の仮説を立てることさえも可能なのです。

魂の構造

スピリチュアル物理学によると、人間はいくつかの次元(身体的、エネルギー的、精神的次元)に存在しています。実際、肉体のすぐそばに、エネルギーの体、オーラ、マイクロラインのシステム、チャクラ(ダマヌール市民には「アドナイバ」と呼ばれています)、そして自覚することが重要な、その他の数々の臓器から成るサトルな複雑な生理機能があります。

私たちの魂の構造も複雑な事実です。私たちの中にたくさんのパーソナリティーが同居していて、本物の独立した個人のように、それぞれが固有の性格や見方、要求、特異性、情熱で自分を表現しています。

私たち自身が穏やかにバランスよく人生を生きられるように、それぞれの部分の間で合意や調和を見出さなければならない、ある種の内的マイクロコミュニティーなのです!

一人ひとりの人間はさらに、宇宙のあらゆる生き物が共有する精神的本質の由来である神の火花を宿しています。このことが人間を橋の生き物にしています。つまり人間とは、橋をかけるように、物質の次元と精神の次元を近づけることができる存在なのです。自身の神の火花を深く自覚するようになることは、進化の道を達成することを意味します。

死の瞬間、肉体とエネルギーの体が分解する一方で、魂の構造は残り、ソイヤ(境界)に到達します。そこは時間が存在しない、パーソナリティーたちが新しい転生の機会を待つ次元です。

「イルミネーション」と「メタモルフォーゼ」は、覚醒および宇宙の中での自分の役割の自覚に至る道における、人間の目的を表します。