健康とウェルネス

ダマヌールの医学は、治療におけるヒューマニスティックなヴィジョンに特徴があり、そこでは個人が主役です。

 

ダマヌールの哲学では、肉体は「神殿」であり、「魂のための貴重な道具」と見なされています。

 

この理由から、健康であるということにおいて、健全な肉体と精神は同様に重要です。

 

それは個人だけに依るものではなく、多くの他の要素、例えば遺伝的な素質、グループにおける人間関係や環境との相互作用にも影響されます。

 

しかしながら、健康でいる状態を保つために、自分自身が責任を持つことが大切です。

 

治療とは、常に個人が選択するという特徴があり、自己の成長や自覚を高めるというプロセスを歩む事です。

 

健康とは集団的なコンセプトです。人間という存在は、哺乳類の動物の集団がそうであるように、社会的な動物なのです。

 

健康であることは、どのような日常生活を送っているか、思考が調和的であるか、それぞれの症例に適した予防や治療を行っているか、ということの結果です。

 

いろいろな治療や療法を組み合わせることで相乗効果を上げ、最小のリスクで最大限に相乗効果が発揮できるようにします。

健康のコンセプト

健康とは病気がないことではなく、自分自身の生命に満ちていることです。朝、夢とともに目覚め、それを実現するための力があることです。

 

この理由から、ダマヌールの見方では、健康とは肉体と精神とのバランスで表されます。

 

健康を維持するためには、栄養的に、衛生的に、健全なライフスタイル習慣が必要であるだけなく、日常から出てあらゆる状況に適用できる能力や、創造性を発達させ、社会と良い関係を持つということも望まれます。

 

病気の予防とは、元気な時にこそ自分自身のケアをすることです(もちろん悪い状態の時は当然ですが)。これは健康の基本的な観点です。

 

ふだんはこの「健康の規律」を優先し、それと同様に、緊急事態では西洋医学的な手段に助けを求めます。

 

ダマヌールの哲学では、病気とは「変化のための重要な源泉」であり、各自の人生に異なる目的のために介入します。病気は意義深い体験を生きるためのチャンスであり、見過ごすことのできない人生のレッスンを我々に注ぎ込む「グラール―聖杯」として表すことができます。

 

病気は、より適した治療の身近にあるサインであり、わたしたちの内面の何かを変容させるため、変化するために、わたしたちは挑戦に応じる必要があります。

 

したがって、病気から治癒への歩みとは自分自身を発見する旅であり、わたしたちの人生や習慣の内部に新しいバランスを見つけるための旅なのです。

 

健康の基本的なコンセプトのもうひとつは、病気から健康へ至る過程における個人的責任です。すべての人は自分自身の健康と治癒への過程の創造者なのです。

 

治療者―ヒーラー、医師、必要に応じて外科医でさえも―は、大切な助けになりますが、実質的な回復は、患者が自分自身の「存在」の責任を自ら引き受けるときに起こるのです。

ダマヌールの統合医療

ダマヌールの医学は、予防的な医学であり、様々なものを取り入れており、その人にとっての予防ケアと病理的なタイプに合った、常に実用的でライフスタイルに沿った様々なテクニックを活用します。

 

ダマヌールの人生における健康のモデルは、家庭での出産に始まり、理想的にはオーガニックな食生活をとおして、良い死の準備をもって終了します。

 

基本としてプラノテラピーを用い、健康の定期的なスクリーニングを行います。

 

方法としては、薬用植物療法から救急医学に至るまで、セルフィカによるヒーリング、遺伝子のスクリーニング検査を通じて遺伝子組換え食品を摂取しないようにすること、催眠(ヒプノシス)、セラピーとしての芸術、自然や各自に内包する神の要素とコンタクトすること、肯定的な思考をするといったとことまで、多岐に及びます。

 

といっても、これらも、すべての人にある最良の活力を維持し修復できる、いくつかの要素に過ぎません。

 

自然療法や、人類と環境を重んじる方法を採用するという選択が基本であり、現代の科学的に、テクノロジー的により良いものをふさわしい時に用います。

 

健康の段階的なモデルとして、病気の予防としてまずはプラノテラピー、食事、呼吸、妊娠や自然な出生の準備から始まり、健康に関するあらゆる分野、そして治療医学としてのフィトテラピー、ホメオパシー、植物療法、伝統的医学、外科的治療へと至ります。

 

ダマヌールには、医師、スピリチュアルヒーラー、ホリスティックな研究者が従事しており、誰でも予約できます。ダマヌールの医師はダマヌールクレアの健康創造統合医療センターやフィジオクレアで従事しています。

 

ダマヌールでは40年に渡り、スピリチュアルヒーラーの養成学校の活動も行われ、プラノテラピストがクライアントに対して、宇宙の生命エネルギーを中継できるように、またその人の存在価値を反映できるように教えます。

ヒーリングの先進的探求

40年にわたる継続的で発展的な努力によって、ダマヌールの伝統的テクニックの特定に至りました。

 

それは健康と治療との間の第一段階の介入となり、プラノテラピーと呼吸、催眠とリラックスのテクニック、マッサージと自己マッサージ、フォノクロモテラピー(音と対応した色の光の照射)、セルフィカの使用があります。セルフィカはらせんを基本として使用する学問分野で、金属、液体、準備されたインクからなる構造を作り、保護や多くの生命機能の回復を手助けします。

 

セルフィカを用いる健康分野における研究の発展は、ダマヌールの人々にとって最も重要な基盤の1つです。このセルフィカによる健康分野において、多くの医師との協働がなされ、その実験の検証が活かされ、創造と研究基金の創設によって、細胞組織の健康に対するセルフの介在効果を検証する科学的な規定が生み出されました。

 

ダマヌールの健康の歴史的な研究はプラノテラピーです。今日ではプラノプラティカと呼ばれていますが、ヒーラーが手を置くことにより、エネルギーを仲介する治療です。

 

ヒーラーは自分のエネルギーを仲介するだけではなく、地球や宇宙全体にある「プラーナ」とい生命エネルギーを患者につなぎます。プラノテラピーは、シンプルな治療であり、一般的な健康状態を維持することに役立つ、人類古代からのあるものです。

 

ファルコ・タラサッコは自分が生まれつきのヒーラーであることを青年期より知っていました。時を経てプラノヒーリングのアイラウディの学校を通じて、ヒーラー養成のメソッドを洗練させました。今日では、ダマヌール公開大学が主催するスピリチュアルヒーラーの学校は3年の訓練と精神的成長のコースがあり、希望者には更に2年の専門課程があります。