哲学
ダマヌールの哲学のヴィジョンでは、ほんとうに自分自身と自分をとりまく環境を変えようと望むとき、他者が必要であることを自覚するようになります。
コミュニティーで生きる選択は、精神面の成長の望みから引き起こされます。精神面の成長は、他者と向き合うことを通して、性格や性向のとがった部分が、角が取れて丸くなるときにも起こります。
この理由から、ダマヌールは人々の間の不断の関係に基づいています。コミュニティー、メディテーションの学校の集団のコース、性質や目的の異なる数多くのグループでの体験、それらがコミュニティー連合体での生活に活気を与えます。
ファルコ・タラッサコの教えによると、創立者、コミュニティー、研究、探究のグループは、実用的な目的の到達に向かって機能しますが、すべての人の中にある神様の火花の覚醒に向かって進みながら、自分自身の欠点の角をとり、深い所にある才能を発達させるのに、もっともよい方法でもあります。
40年間の共同生活を通してダマヌールの人々は、非常に実用的な夢に生命を与えました。600人が住む精神的なエコ・コミュニティーにおいて、その関係は互助、責任の感覚、ゲーム、ユーモア、そして創造性にインスパイアされています。
持続的な行動、他者との信頼、一人ひとりによって果たされるすべての役割や機能における奉仕の精神は、ダマヌール社会の哲学の基礎となるもう一つの要素です。
コミュニティーは“個人どうしの団結”を意味します。それは、言い換えれば、共通の考えや行動を通して、個々の人格に価値を与えることです。
ダマヌールにおいてより尊重されるのは人です。なぜなら一人ひとりがもっている違いがあるからこそ、豊かでカラフルな、多様で複雑な現実を生み出すことができるからです。